LockTileとは?

LockTileとはPCのログオン画面やスマートフォンやタブレットのロック画面を、パスワードの代わりに画像を使って認証するアプリケーションです。
LockTileを使うには、何枚かの画像を使って認証画面を作成します。
※あらかじめ用意されている画像を使うこともできますが、自分の画像を使うとLockTileをより楽しく使うことができます。

興味があるもの、好きな画像を選択します

認証時の正解画像を決めます。
花火とお団子が大好きで、猫を飼っているよ

その他の画像を使って、空きを埋めます

ダミーとなる残りの画像を決めます。
コーヒーが苦手で、犬は飼ったことがないや

自分だけの認証画面(ロック画面)が完成!

興味のある画像を、3つ以上選んで登録します。花火とお団子と猫を選ぼう

認証(ロック解除)の時は、登録した画像を選んで認証ボタンを押すだけ!

画像を使う理由

認証するには、パスワードをはじめ様々な手段があります。

所持物

ICカード、USBトークン、電子デバイスなどの所持による認証方式です。
パスワードのような入力をする必要がなくお手軽といえますが、専用の読み取り装置が必要で、盗まれた時に他人であっても認証できてしまい、確実性が低くなります。

生体

指紋、静脈、音声、顔など人間の特徴を用いて認証する方式です。
所持物のような成りすましより危険性が低いといえますが、所持物同様に専用の装置が必要です。
また、認識率と本人拒否率の調整が難しく、認証がうまくいかないことも。

記憶

文字パスワード、PIN、パターン、画像などを使って記憶により認証します。
身一つで認証が可能ですが、複雑な設定を覚えておくことは難しく、誕生日や特定の配置(1234,PASSWORDなど)など推測しやすいものを使ってしまうか、メモに頼ってしまいがちです。

所持物や生体における認証は、専用の装置が必要であったり、確実に本人であることの証明が難しくなります。
また、災害時など緊急時においては、所持物の消失や怪我などを考慮すると記憶による方法以外では困難となることが考えられます。

記憶を活用する場合でもいくつかの方法が考えられます。

文字

通常のパスワード方式です。数字のみのPIN方式もあります。
慣れ浸しんだものですが、セキュリティ強度を高めようとするとなるべく自分とは関連性のない、そしてより長いものを使う必要がありますが、メモしてしまっては意味がありません。

パターン

いくつかの点を結んで認証します。9つの点というケースが多いですが、増やしているケースもあります。
スマートフォンなどでも使いやすく、なかなか良い方式といえますが、ただの点の集合ですので覚えにくく、複雑なパターンを設定しまうとメモしてしまうことになりかねません。

画像

表示された画像の中から選択したり図形を描いたりします。
自分の影響が大きい画像を使えばパターンよりもより覚えやすいものになります。
画像に数字や文字・パターンのような点を使うと、それぞれの認証方式を踏襲することも出来ます。

画像方式は、パスワードのように全てを思い出さなくてはならない方式よりも優しい方式です。

写ロックの特徴

好きな写真やイラストが認証画面になります

興味のあるものや思い出深い写真などを使って自分だけの認証画面を作れば、今までの無機質な文字列を入れるだけの認証画面が親しみのあるものに変わります。

自分だけが知っている画像を選ぶだけです

長いパスワードを覚えるのは大変ですが、並んでいる画像の中から自分だけが知っている正解画像を選ぶだけの、思い出しやすい認証方式です。

タッチ操作ののぞき見防止機能付き

電車の中などでタッチ操作がのぞき見られることが考えられますが、LockTile/写ロックにはのぞき見防止機能が付いているので、より安心してお使いいただけます。

タッチ操作の跡がのこっても大丈夫

LockTile/写ロックには画像をランダムに配置する機能がついているので、指の跡から正解を盗み取られることから守ります。

専用デバイスは不要です

所持物や生体の認証方式で必要な専用デバイスは不要です。

数学では表せない安心感

「4×4の16枚から4枚を選ぶLockTile/写ロック」と「全て小文字のパスワード26文字から8文字を選ぶパスワード方式」では、パスワードの方が数学的強度は高くなります。 しかし、パスワードの場合、通常多くの人が単純な文字の組み合わせであったり、自分に関係のあるものを使います。
自分や家族の誕生日、電話番号、password1 、1234、qwerty・・・・
LockTile/写ロックでは、自分に関連する写真などを用いれば、このような予測しやすい情報を使用することはありません。

数字では表せない安心感がLockTile/写ロックにはあります。